というわけで、統括せねばなるまい。
記録として残さねばなるまい。
という使命感に萌え萌えだから書く。
たぶんいつにも増して文章が長くなると予想するが、しょうがないじゃん。

どっから書こうかな・・・

■11月11日
午前5時起床。あり得ない。眠い。
何かあって遅れたら困るので、高速道路で千歳空港に向かった。
リスク管理ってやつです。さすがだ。
結局、ギターはハードケースに入れ、お手製のプチプチカバーでくるむ。
エフェクターケースも同様。
ほんで手荷物で預ける。
「楽器」というタグを付けられ、さらには到着地の羽田で手渡ししてもらう事にする。
「ぶっ壊れてもJALのせいにはしません」という紙にサインさせられる。
パンツとか入ってるカバンは機内に持ち込んでもいいんだけど、じゃがポックルのせいでパンパンになっていたので預ける事にする。
「貴重品は?」と聞かれたので「じゃがポックル」と答えるわけもなく、でも、「取扱注意にしてね」とお願いしておく。

搭乗するのと同時に例の耳栓をぶりっと突っ込む。もちろん耳に。
「イヤープレーン」ってやつ。
1セット900円弱。札幌なら東急ハンズの1F旅行用品コーナーで手に入ります。
または、「斉藤屋amazon.co.jp支店」の「スポーツ」カテゴリーで検索してみて。
在庫があれば買えます。
これね、1往復くらい使ったら効果が弱くなるから繰返し使えないんだって。
でも効果はバッチリ!!おすすめです。
あくびすれば完全に治る程度の耳詰まり感はあるけれど、泣きそうなほど痛くて耳が聞こえなくなっちゃうような事にはぜんぜんならなかった。
なので、過去にそういうヒドイ目に遭った事のある人には絶対おすすめなのだ。
搭乗すると同時に装着し、飛行機から降りてから外すのが効果的と思われます。
是非お試しを。

ま、オレが今回1往復使用済のでよければ格安でお譲りしますが(笑)。
そんなマニアックな奥さんは是非ご連絡ください。携帯に便利なケース付き。

天気悪かったので飛行機は結構揺れた。
山口孝司の隣に座っていたおっさんは懸命にお祈りしていたそうだ(笑)。

ギターケースとエフェクターケースを両手で持ち、パンツカバンはゆっくんに持ってもらって会場である恵比寿ガーデンホールに到着。

ここでもらった資料により、リハーサルが1番目、本番が2番目である事を知る。
うーん、ちと早いなぁ。ま、北海道の扱いなんてこんなもんよね。
たぶん「北だから」とかそういう理由で決まったと思われる。
島村楽器の、このイベントを統括する人からの諸注意などがあった後、レセプション。
つまり、ちょっとしたつまみと飲み物を用意したからみんなで食べながら、他のバンドの皆さんと親睦を。
しかし、私は飢えておりました。
正確には、飢えていたのはギターとキーボードとヴォーカルです(笑)。
朝から何も食べていないわけですよ。
しかもテーブルの上には、「おにぎり&鳥の唐揚げ」。
「おにぎり&魚肉ソーセージ」と甲乙付け難いほどの最強コンビでしょう。いや、「ヒロシ&キーボー」くらい最強と言っても過言ではありますまい。
そんな最強コンビを目の当たりにして、どうして食わずにいられましょうか。
各バンドの自己紹介タイムを「はいはい、よろしく」みたいな適当な拍手でやり過ごし、ひたすら「おにぎり、唐揚げ、おにぎり、唐揚げ、唐揚げ、茶、おにぎり」という感じで食いまくるオレとゆっくんとこーじ。
この日恵比寿ガーデンホール内にあった「おにぎり&唐揚げ」のうちの80%をこの3名で消費したと思われます。
その間に交わした会話は「これ、うめーな」「そうですね」のみです。
たまに、「これ、カツオじゃん」もあったかも知れません。

すっかりお腹がふくれたところで係の人に呼ばれてリハーサル開始。
1番目なので慌てて楽器をスタンバイしてステージに向かいます。
サウンドチェックおよび回線チェックを含めてのリハだったので、かなり長い時間できました。3曲分。これは1番目で得したなぁと。
ステージに立つと、ながめが良くて本当に気持ちいいなぁと思ったです。
明日ここにお客さんが入って・・・と想像するだけでいきそうになりました(どこへ?)。

各楽器ごとに担当の人がついてくれて、セッティングを手伝ってくれる事になっていて、エフェクターはギター係の人が持って出入りしてくれると。オレはギターだけ持って行けばいい事になっていたので、これは助かるわいと思っていたわけですよ。
で、リハーサルが終わってステージからおりる時に、ギター係の人と「このケーブルは外して・・・」とか打ち合わせしていたら、突如客席から「それ、ギターの人持っていけないわけ?」という怒号が聞こえてきてビックリしました。
持てと言われれば持てますよ。でも、係の人が「ボクが持って降りますんで」って言うから、「じゃ、お願い」って言ってたわけでさ。
なんで怒られるのかさっぱりわからんです。
ヤツはステージの上に上がってきてもう一度、「それ、ギターの人持っていけないわけ?往復してもいいからさぁ。」と言いました。
だから「いや、持っていけますよ。でも、オレが持ってくれって頼んだわけじゃないですよ」と言ってみた。
するとヤツは「あ、いや、そういう意味じゃなくて、こっち(スタッフ側)の問題です」と。意味不明だよね。
まぁ、いいやと思って自力で持ってステージを降りる。
降りぎわ、他のスタッフさんからこそっと「本番ではボクなんとかしますんで大丈夫ですよ」と言われるものの・・・ねぇ。

この日はリハーサルを終えたバンドから勝手に帰っていい事になっていたので、とっとと宿泊先に向かう事にした。
機材があったし雨降りだったのでタクシーで品川まで移動。
チェックインした後、早速部屋で缶ビールを飲む。

孝司くんは幼馴染と一緒に食事するというので、そこに合流させてもらう事にした。
みんな気のいいヤツらで楽しかった。ありがとう。
実はその席に、音楽業界の第一線で活躍しているすごい人が忙しい合間を縫って駆けつけてくれ、色々とためになる話をしてくれたのだった。ありがたい事だ。
かなーり嬉しかったです。はい。
あまりにすごい人なので、山口孝司はしばらく正座してた(笑)。

そんなこんなで宿舎に戻り、とにかく本番がんばろうという事で就寝。
ぐっすり眠る。

■11月12日
朝8時起床。よく寝た。天気は快晴。でも部屋は寒かった。
前の晩、寒くてエアコンの温度上げたんだけど、そもそもエアコン自体がOFFだった事にこの時気づいた。手遅れ(笑)。
シャワーを浴び、多少セクシーな格好のままゆっくり過ごす。
隣の部屋から「したたたたたた」とドラマーの朝トレの音が聞こえる。
朝10時過ぎに部屋を出てチェックアウト。
会場に向かう。
到着すると、Reiさんとハーパーさんが声をかけてくれた。孝司に、だけど(笑)。
当日券販売の列の一番前にはさっちんが(笑)。
あははは、東京とは思えない光景だな。みんなありがとう。

出番の1個前のバンドの待機場所、2個前のバンドの待機場所が決められており、2個前のバンドの待機場所はちゃんとした楽屋だった。
オレらは2番目なので、最初から長い時間そのちゃんとした楽屋を使えてラッキー。
実はスペシャル助っ人のメイクさんが来ていたのだよ。しかもプロ。ふふふ。
孝司、まどーん、ゆっくんはヘアと顔のメイクをしてもらい、オレとまーくんはヘア(もちろん髪の毛の事だ)のみお願いした。こんな機会もなかなかないもんね。

いよいよ始まった。ステージ袖の待機場所に移動。
そして、ステージへ。
昨日の一件で、もうなんか担当の人にセッティング手伝ってもらう気力がなかったので全部自分でやろうとしてたら、担当の人が「あ、そこはボクやります」って言うんで、アンプ周りのセッティングをお願いした。
1曲目。「SING OUT」が始まる。
皆さんご覧のとおり。
2曲目。「風」。
この曲のギターソロはいつもアドリブ。今日もアドリブ。
ソロの途中で転調するのでポジションを間違わないように気をつける(笑)。
これまた皆さんご覧のとおり。
気持ち良く弾けた。けど、やっぱり2曲はあっという間。
デカいステージで演奏するというのがどういう事なのかが分ったのが収穫ですな。
かなり大きな声援を送ってくれる人がいっぱいいて心強かったっす。ありがとう。

演奏が終わり、自分の機材を全部持って行こうと思っていたら、昨日気を使って声をかけてくれたスタッフが、「ボク持って行きます」と言ってくれた。ありがとう。

バタバタと楽器を片付けたりしてたら島村楽器の偉い人が声をかけてくれた。
良かったと言ってくれた。
「ギターソロよかったよぉ」と言って握手を求めてくれたのは素直に嬉しかった。
ありがとうございます。
もう次のバンドが始まろうとしているときに、ロビーでたばこでも吸うかねと思って出ようとしたら、M***定置網に掛かる(笑)。
ビケ♪さんともお話が出来た。お二人ともありがとう。
こんな事なら着替えてから出ればよかった。なんせ汗だくのまんまだったのでなんとなく女性2名に申し訳ない感じだったのだ(笑)。

その後、楽器を札幌に送るのでその用意をしたり、着替えたりして、再びロビーに出てタバコを吸う。さっちんがいた。ありがとう。
お台場は楽しかっただろうか(笑)?
たぶんいないと思うけど、フジテレビに織田裕二はいただろうか(笑)?

再びバックヤードに戻ったらメンバーがみんないたのでメシ食いに行こうって事になり、お好み焼きを食いに行く。豚モダン焼き。まいうー。
で、会場に戻ったら、受付スタッフから当日券を一番多く売ったのが我々である事を教えてもらう。んー、すげー。もはや恵比寿はホームグラウンドか。
と勘違いしかけたところにタイミングよく、ゲストの小松優一くんだけを観にきたお客さんが来た(笑)。
会場に戻ると、優一くんのステージがちょうど始まったところ。
客席に入って優一くんのステージを観る。
去年のHOTLINEのときのDVDも観たけど、それから比べると確実に進化してる。
やっぱりこの人いいなぁ。メジャーデビューが決定しているそうだけど、頑張ってほしいと思う。

さていよいよ結果発表だ。優秀賞2組の発表から。
最初に発表された優秀賞のエントリーナンバーは7番だったので、ああ、オレらの優秀賞はないなと思った。
オレら2番だったから。7より小さい数字はないでしょ。
案の定、その通りだった。
って事はちょっとマズいかも。でもひょっとするかも。と思っていた。
でもひょっとしなかったね。
あー入賞なしかー。と思った。
と同時に、応援してくれてたみんなに申し訳ないなと思った。
バックヤードに戻り、まだ気持ちの整理がつかないまま荷物を片付ける。
あ、でも、グランプリの「呑トリオ」さんにはほんとに素直におめでとう!と声をかけた。うれしそうだったな。当たり前だけど(笑)。

最後に、バラしが始まった客席に全バンドが集まって記念撮影して終了。
この先は各自行動予定がバラバラなので、まずは会場のロビーで「お疲れさーん」と。

オレは中学時代の同級生と呑む事になっていたのでその会場に移動する事なっていたんだけど、参加予定者が約一名、ロビーを見渡してもいない。
しょうがないので電話を入れてみた。
するとまず「さいとうさんの声じゃない」と言われる(笑)。
しかも、なぜか18時から本番だと勘違いしていた様子(笑)。
相変わらず面白いヤツだなぁ。○もちんは(笑)。
とにかく呑もうと。近くまで来たら連絡ちょーだいって事で、オレは移動。会場を後にした。

それからはね、もうね、地上39階の焼き鳥屋で呑んでました。
しばらくして、と○ちん登場。豹のような動物のガラのスカート。
笑ってごめんよ(笑)。でもその気合の入りっぷりが妙に面白かったんだもん。
途端にと○ちんワールドと化す我々のテーブル。
特に女子2名はまるでテレビショッピングにぐいぐい引き込まれる主婦になってた。
ヘンな壺とか象牙の印鑑とか羽毛布団とか売れば確実に彼女たちは買ってたね。
その様子がまた面白いのなんの。

ふと、隣のテーブルから旨そうなカホリが漂ってくる。
見たら何かの鍋っぽい。
「あの旨そうな鍋を食いたい」って事になり、でもそれが何だかわからず店員に質問してみた。
店員は「調べてきますので少々お待ちください」つって去っていった。
しばらくして店員が戻った。
彼は「あれは、カシス○○(忘れたけど飲み物の名前)です。」だと。
まてまて、そんなワケねーだろ!
と一斉にうちらのメンバーに突っ込まれ「あわわ」となる店員。
一体、何をどう調べるとそうなるのか(笑)。
東京にはおかしな店員がいる。

結局そのお店が終わるまでそこで呑んで、その後は恵比寿駅の方に移動して飲みなおし。始発の電車が始まるまでね(笑)。
メニューに「ざんぎ(北海道の唐揚げ)」と書いてあったので、なんとなく挑戦されているような気持ちになり、「あ?東京モンがザンギ語ろうってか?よぉし、いっちょザンギの国から来たオレ様が食ってやろうじゃないの」と意気込んで注文。
普通にうまかった。この勝負オレの負け。
そこのお店で、オレらの隣で呑んでた団体さんの中にミ○○ルのドラマーやJリーガーがいた。さすが東京!と思った。

途中、奥さん方からばんばん「お疲れでした」メールが入る。
携帯からここのブログをチェックすると、これまたコメントがいっぱい。
みんなありがとう!奥さんありがとね。
ヤナギダ社長もバッファロードライブの打ち上げ会場から電話をくれる。
ありがとう!

呑み会参加者も含め、皆さん、皆さんのおかげで気持ちの整理ができました。
久しぶりに会う人もいたし、楽しかった。ありがとう。また呑もうね。

こうして、恵比寿の夜は更けていき、そして朝が来たのであった。

■11月13日
午後3時30分起床(笑)。
とりあえず、左用ギターの聖地、御茶ノ水の谷口楽器に行ってみる。
すげー「谷口ビル」になってるぅ〜。
オレがタカミネのエレガット買ったときの店舗とはえらい違い。
でもアレじゃない?品揃えが少なくなっているような気がするのはオレだけ?
ちょっと寂しい。
ちょろっと見ただけで出てきた。グレッチの左用もあって、これでブラックやったら面白いよなーと思ったけど、「面白い」だけで買うには高い(笑)。
それに、オレがハコモノギターを持つと「BBキング?」とか言われるに違いないのだ。
そして仕事終わりの友人と待ち合わせ、立川に向かう。
約50分間電車で立ちっぱなし。ヘンな意味じゃいよ>孝○くん
人がいっぱいで座れなかったのね。
なぜ立川かというと、立川でビケ♪さんのお母様の個展があり、この日はそこでビケ♪さんのコンサートがあったのよ。
それを鑑賞するのだ!
せっかくのチャンスなのだ!生チェンバロを聴くのだ!
という勢いで立川駅に降り立つ。
会場はすぐに発見できた。まだ開始時間には30分以上の余裕がある。
ここは一つ、どこかのお店に入って立ちっぱなしの疲れを癒しましょう。そうしよう。
というわけで、会場のカクニビル(旨そうな名前)にほど近いとこに発見したPRONTOに入りグラスビールを注文。
起きてから何も食べてなかったのでつまみ(スパイシーポテトだか)も注文。
ところが思いのほかグラスがデカい。
しかもつまみのイモがなかなか出てこない。
やっと出てきたと思って食ったら、このイモがもっさもさでさ。口中の水分を奪われるのでなかなか飲み込めない。
もっさもさしてるうちに開演時間がせまってくるではないか。
先ほどの余裕はどこへやら。懸命にビールを飲み、懸命にもっさりしたイモを食い倒さなければならない状況に陥ってしまった。
結局開演時間から10分ほど経過してから会場に到着(泣)。あああああ。
中の様子を伺うと、当然だがもう始まっていた。あああああ。
ドアを静かに開け、まるで「スタードッキリマル秘報告」の寝起きのコーナーみたいに「おはようございます」とささやきながら中に入る。
受付にはオレの名前が書いてある封筒がぽつーんと置かれていた。あああああ。
しかもご招待までして頂いちゃって恐縮です。そしてごめんなさい。あああああ。
「違うんです。30分前にはいたんですけど、イモが・・・」と受付の人に思わず言い訳しそうになったけど、すべて自分の責任である事はオトナなのでわかっているのだ。
とにかくこっそり着席する。かなり盛況で客席はほぼ埋まっていた。
曲が始まる。・・・ああ、なんて気持ちいい音なのかしら。
ビケ♪さんが奏でる心地よい音色が作用し、先ほどのビールとイモが、どうにかしてオレを睡眠にいざなおうとする。
が、ビールとイモごときに負けるオレではないのだ。
曲間に色々と解説してくれるので楽しく聞けたし、あっという間に終わっちゃった感じだった。そりゃ、遅刻したからだろと言われれば返す言葉もないが。
いやぁ、来てよかった。チェンバロって思ったより表情のある楽器だなぁと思ったし、それは多分にビケ♪さんの表現力があっての事ではあるんだけど、楽器も間近で見る事が出来たので楽器ヲタクのオレとしては満足満足。
ビケ♪さん、M***さん、2日連続でありがとう!
ビケ♪さんの妹さんも一緒に写真に写ってくれてありがとう!
また聞きたい!機会があったら是非行くのだ。
と心に誓って会場を後にした。
もちろん、ビケ♪さんのお母様の作品も堪能した。
絵はよくわからん。というのが正直なところだ。もっと色々鑑賞するとわかるようになるんだろうな。美術に興味が全くないわけではないんだから、ちょっと今後は色々見てみようと思った。

イモだけじゃ何なので、会場の隣にあった高田屋でそばを食う事にした。
高田屋の雰囲気に似合わないキャラの店員がいた。
彼はオレのことを知り合いの先輩かなんかと勘違いしてるのか?
そばとだし巻き卵を頼んだんだが、卵は時間かかるらしく、そばが先に来て、そばを食ってると、その店員がふら〜っとオレのテーブルまで歩いてきて、テーブルにぽんっと手をついた。普通食べ物屋さんの店員ってそういう事しないでしょ?
びっくりしてそいつの方を見ると、「もうすぐ卵、お持ちしますんで」と、まるで暴走族の集会において「もうすぐ皆、集合しますんで」と総長に報告する副総長のように言われた。
予想外の出来事に、「あ、はい」と気の抜けた返事をしてしまったではないか。
んで、帰るときも友人には普通に「ありがとうございました。」とか言ってたのに、オレには「うぃっす」と言った。確かに言った。
オレはこの人の期待に応えるべきなのか?
彼の先輩、つまり総長を演じたほうがいいのか?
とりあえず、ちょっと低めの声で「あぁ。」と言ってみた。
これでよかったのか?
東京にはおかしな店員がいる。

のどが渇いたので駅のホームでオロナミンCをイッキ飲みしようとしたら、オロナミンが自販機から出てきたところに電車が来た。
仕方がないので電車の中でオロナミンCを飲むハメに。なんだか恥ずかしい。
帰りの電車がガラガラで、余裕で座れたのでした。

この日は友人宅で呑み。ビールとファンタ「ホワイトバナーナ」を飲む。
「バナーナ」に惹かれて買ったんだけど甘すぎ。

■11月14日
午前11時30分起床。
「エグ○○○○○ー」の担当T氏に電話を入れる。
事前に14日に会おうねという事になっていたんだけど、時間と場所を決めていなかったのだ。
14時過ぎにアキバのヨドバシで待ち合わせすることになる。
外は小春日和な感じで温かい。天気は快晴。
もちろん、脳内BGMは「こぉんな小春日和のぉ、おぉぉおだぁやかぁな日はぁ」である。
ヨドバシの入り口付近ではアメックスのキャンペーンをやっていて、スーツが似合う、脚が綺麗で笑顔が素敵なお姉さんに「このカードめくってください。当りが出たら賞品をプレゼントします」と言われ、どーせならお姉さんをめくっちゃおうかなとか色々考えた末、素直に従う事にした。
ぺろん。そしたら当たった♪
何をくれるのかと思いきや、ボールペンだった。
でも今のオレにとっては、例えボールペンでも「受賞」はうれしい事だったのだ。
なんて喜んでたら、案の定お姉さんに「アメックスのカードはお持ちですか」とか「コーポレートカードはいかがですか」とか聞かれた。
面倒くさいので全部「はい」と答えていた。
そうすれば、カード作れとか言われないで解放されるだろうと思ったのだ。
するとお姉さんは、オレにもう1本ボールペンをくれた。
いい人だ。きっとオレに気があるに違いない(ねーって)。

で、T氏と会い、遅めの昼飯を一緒に食べて満腹になり、彼の案内でアキバ散策。
「ここに昔は富士通プラザがあった」とか、なつかしい話をしながら歩く。
普段歩かないもんだから足にくる。
羽田に向かわねばならない時間にまだ余裕があったので、どっかで茶でも飲むべという事になり、T氏の案内で「ルノワール」という渋い喫茶店に入る。
おばちゃんがメイドのカッコで出てきたらヤだなぁと思っていたけど、大丈夫だった。なんせアキバはメイド喫茶ばっかりだからな。
かなり年季の入った店内。心地いい椅子。こりゃ寝れるわ。
隣の席ではサラリーマン氏がちっさーいVAIOで文章を作っている。
話によるとこの店には無線LANのアクセスポイントが装備されているそうだ。
古い店でもハイテクなのがアキバらしいっちゃアキバらしい。
一度T氏とゆっくり話をしたいと思っていたので、とっても良い機会だった。
T氏ありがとう。

時間になったのでモノレールで羽田に向かう。
途中、携帯を見ると見たことのないマークが。
なんの事だかわかんないので放置。
しばらくするとまどーんからメールが。みんなもう羽田にいるらしい。
孝司くんは13日に帰ったけど、他の4人は同じ飛行機で帰る事になっていたのだ。

19時ちょっと前に空港に到着。数日ぶりにみんなと会う。
元気そうだ。それぞれに有意義に過ごしていたようだ(と言っておく)。
携帯の見たことのないマークが、留守電のマークである事が判明。
某マンズのマスターからのメッセージが入っていた。

定刻よりちょっと遅れで離陸。
もちろん、イヤープレーンは装着。
さよなら東京。みんな色々ありがとうと思いながら「JAL SHOP」を読む。
途中、ものすごい睡魔に襲われ、寝て起きたら千歳の近くだった。

着陸し、荷物を受け取り外へ出る。さ、寒い。さすが北海道。
駐車場の人に迎えに来てもらい、駐車場へ。
車に乗ってエンジンかけたところで某マンズのマスターに電話してみた。
すると、新しいお店にいるからおいで。だそうだ。
時間もそんなに遅くないので寄る事にした。
小ぢんまりしているが、これはこれでなかなか良いではないの。
17日オープンだそうですよ、皆さん。
小1時間ほどで店を出て、帰宅。

非常に長い文章になっちゃったけど、こんな感じの旅でした。
会いたいと思っていた人に会えて、とても良い旅でした。
行ってよかったし、得がたい経験もした。
ヘンな店員にも出会った。
色んな人に感謝した旅だったな。
恩返しできればいいな。

そして今日、東京から送った楽器を島村楽器ステラプレイス店に取りに行ってきた。
島村楽器の皆さん、お世話になりました。

また行きたい!
そして恵比寿ガーデンホールで演奏したい!
と思ったり思わなかったり・・・。いや、思ったんだな。